Data Visualization

Matplotlibでサブプロット軸を自在に操る

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Matplotlibでは、サブプロットの軸の表示を制御するいくつかの方法が提供されており、よりクリーンで焦点を絞った視覚化を実現できます。この記事では、最も効果的な方法を調べ、その長所を比較し、使用方法を示します。

目次

matplotlib.axes.Axes.set_axis_off()

set_axis_off()メソッドは、サブプロットからx軸とy軸の両方を完全に削除する最もクリーンで直接的な方法を提供します。個々のAxesオブジェクトに対して直接動作するため、図の他の部分に影響を与えることなく、正確な制御を確保できます。


import matplotlib.pyplot as plt

fig, axes = plt.subplots(2, 2)

# 左上のサブプロットの軸をオフにする
axes[0, 0].set_axis_off()

# ... その他のサブプロットのプロットコード ...

plt.show()

get_xaxis().set_visible()get_yaxis().set_visible()

より細かい制御を行うために、get_xaxis().set_visible()get_yaxis().set_visible()を使用して、x軸とy軸の表示を個別に管理できます。これは、一方の軸のみを削除し、もう一方の軸を保持する場合に特に便利です。


import matplotlib.pyplot as plt

fig, axes = plt.subplots(2, 2)

# 右上のサブプロットのx軸のみをオフにする
axes[0, 1].get_xaxis().set_visible(False)

# 左下のサブプロットのy軸のみをオフにする
axes[1, 0].get_yaxis().set_visible(False)

# ... その他のサブプロットのプロットコード ...

plt.show()

matplotlib.pyplot.axis()の使用を避ける理由

matplotlib.pyplot.axis()は軸のプロパティを操作できますが、図レベルで動作します。これをサブプロットの軸をオフにするために使用すると、予期しない結果につながり、すべてのサブプロットに同時に影響を与える可能性があります。サブプロット内でターゲットを絞った制御を行うには、上記で説明した軸レベルのメソッドを使用することをお勧めします。

まとめると、set_axis_off()は軸を完全に削除するための最も簡単な方法を提供し、get_xaxis().set_visible()get_yaxis().set_visible()は個々の軸の表示を細かく制御できます。この特定のタスクにはmatplotlib.pyplot.axis()を使用しないでください。

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